症状別治療例Treated cases

脳室周囲白質軟化症PVL

脳室周囲白質軟化症PVLPVL

今回はPVLのH君(3才)について紹介します。

 

H君は来院前、歩行困難(つかまり立ちは出来るが独立歩行は出来ない)、言葉遅れ、流涎、手先が不器用という状態でした。

H君には初めのうちは毎日通院してもらいました。

6回目で早くも涎の量が少し減ったような気がするとのご報告を受け、20回目の来院の際には大分涎の量が少なくなっていました。

治療を重ねるごとに下肢の力が強くなってきて刺鍼をする際に抵抗するようになってきました。

初診から2ヶ月後、回数にすると37回目の治療では、自力でなんとか歩くことができました。

さらに治療を続け、3ヶ月過ぎた頃、自ら階段を上るようになっていました。

通院し始めてから2年以上経った今、H君が涎を垂らすことはすっかりなくなっていました。歩行も安定してきています。

 

脳室周囲白質軟化症(PVL)は、生まれつき脳内にある神経伝達を担う部分に損傷があるために起こります。新脳針では頭頂部に針を打ち、微弱電流を流すことにより、神経伝達網を新しく形成させる可能性がありますが、上記のように歩行が改善されるケースは多くみられます。

 

特に身体が出来上がっていない早いうちから治療を始めることで、より効果が見えやすいです。

 

銀座針灸院  堂山ゆりえ

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