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スタッフブログ 親知らず抜歯の痛みに効いたツボ、ガチレビュー。

こんにちは!鍼灸師の人見です。

 

 

私事ですが、先日親知らずを抜歯してきました。

 

 

僕の親知らずは4本全て横向きに生えていたらしく、

口腔外科でしか抜けないとのことでオペとなりました。

 

 

歯茎を切り、骨を削って埋まっている親知らずを砕いて…と大がかりだったので、術後の痛みがかなりしんどかったですね…

 

 

当然痛み止めは処方されたのですが、どうせなら鍼で痛みを止めてみようと思って自分の身体に鍼をしてみました。

 

 

東洋医学でも歯の痛みに対する治療というのは大昔から取り組まれていて(大昔に現代のような歯科治療は無いですものね)、

 

 

歯痛に効くとされるツボは現代にもいくつか継承されています。

 

 

その中でも個人的に効果が高かったツボをガチレビューしてみようと思います!

 

 

まずは、手の甲にある「合谷」というツボ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この「合谷」は万能のツボで知られていますが、特に顔面部の病を主治すると言われています。

 

 

歯医者さんで使われる麻酔針がまだまだ太く痛かった時代、歯医者さんもこのツボを使って麻酔前の注射の痛みを和らげていたという話も聞いたことがあります。

 

そのために鍼灸の資格を取る歯医者さんも、かつてはいらっしゃったのだとか。

 

 

現代は歯の麻酔の注射針も細くなり、痛みもほとんど感じなくなってありがたい限りですね。

 

 

そんな不思議なツボ「合谷」と、肘の外側に鍼を刺してコードをつなぎ、通電してみました。

 

通電してすぐ、ぼんやり心地いい感じが広がり、刺激終了後も3時間ほどは痛みもほとんど感じず過ごすことができました。

 

 

この「合谷」、以前から頭痛がする時などにも良く使用していたツボなのですが、今回も安定して助けてくれましたね。

 

 

 

次に、耳穴の前に出っ張った山のてっぺんに取る「珠頂」というツボ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この「珠頂」は我々鍼灸師でもあまり聞きなじみはなく、様々な疾患で積極的に使われるというわけでもないのですが、

 

とりわけ歯の痛みの特効穴として位置付けられており、試してみるとやはりその効果は絶大でした。

 

 

まず指で押さえた段階で歯の痛みの消失が確認でき、鍼を刺すと即座に効果が表れ、刺している間、一切の痛みが消えていました。

 

 

この「珠頂」、先ほどの合谷穴などの良く使われるツボとは違う「奇穴」という特殊な分類のツボなのですが、

 

奇跡の「奇」、奇妙の「奇」の名に違わぬ、圧倒的な即効性と効力を持つツボなんですよね。

 

 

「歯痛の特効穴」というだけあって流石の効果でしたが、

刺激が短時間だったからか、鍼を抜くとまた痛みが現れてきました。

 

 

耳の鍼は即効性がある分、効果の持続が難しい箇所もあるので、置き鍼(円皮鍼)をしばらく貼っておくのががいいかもしれないですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑置き鍼(パイオネックス)

 

置き鍼は当院でも1シート550円で販売しておりますので、耳以外でもご自身で気になった箇所にぜひ。

 

 

 

耳鍼と言えば、米軍でも耳鍼を採用しているそうですよ。

 

 

Battlefield Acupuncture(BFA)という名前で、日本で使われる鍼とは違う、特殊な形のプラグのようなものを耳に打ち込むことで、

 

戦場で負った痛みに対して即効性を認めるそうです(ちなみにめっちゃ痛そうでした)

 

このBFA、日本でも以前NHKの番組「東洋医学のホントの力」で取り上げられ、大きな

話題となりました。

https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A201903252245001302100

 

 

耳の鍼はまだまだ研究されている分野なので、どんどん新しい特効穴が見つかるかもしれませんね!

 

 

 

さて、ところでなぜ鍼はこのように痛みを和らげる効果があるのでしょうか?

 

 

鍼の効果にはプラシーボでもスピリチュアルでもない、ちゃんとした科学的な理由があるんです。

 

 

 

鍼を身体に刺すと、身体は何かに侵入された!と感じます(鍼を入れているので侵入はしているのですが)。

 

 

その刺激を受け取るのが侵害受容器と呼ばれます。

 

 

この侵害受容器が反応することで、鍼を刺されたところから脊髄を通って、脳に情報が入力されるんですね。「なんか痛いぞ!」と。

 

 

しかし、実はこの刺激は必ずしも痛い必要はありません。

 

 

鍼のような、痛みのほとんどない小さな刺激でも、受容器が「侵害された!」と反応さえすれば、その情報が脳に流れていくんです。

 

 

そして「なんか痛いぞ」となったことで、脳はその痛みをなんとかしようと神経伝達物質を放出します。

 

 

それがβエンドエルフィンやらのオピオイド…すごく簡単に言えば脳内麻薬ですね。

 

 

 

他にもなんやかんやあるのですが、理論の話をすると眠くなってきてしまうのでこの辺で笑

 

 

要するに、身体のどこかに鍼をすると、脳からβエンドルフィンなどの神経伝達物質が出て、それが最終的に痛みの抑制に働くというわけですね。

 

 

メカニズムとしては怪我した時と同じです。

 

 

膝すりむいた!痛い!となると、脳や身体はその痛みを和らげようとしたり、血を止めて治そうとしたりと一所懸命働いてくれます。

 

 

「自分で自分を治そうとする力」ですね。

 

 

鍼治療は、その治そうとする力を最小限の刺激で引き起こすことができます。

 

 

それによって自然治癒力を高めていくという訳です。

 

 

 

そんな感じで、鍼灸は痛みに対して効果的で、かつ身体が本来持つ治す力も引き出してくれる治療法ということをクドクドと説明させてもらいました。

 

 

なんだか理屈っぽくなってしまいましたが…ぜひ実際に鍼治療を体験していただき、

 

お身体のお悩みが改善した、悩まされていた症状が軽くなった!などのお声を頂けると嬉しいです。

 

 

ぜひ、お気軽にお問い合わせください!

 

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