いつもニコニコ、山口碧海さんの紹介です。

今回は銀座鍼灸の患者さん、
いつもニコニコ、山口碧海(アオミ)さんの紹介です。
(前田京子副院長とのツーショット)

 

碧海さんは、院長がパラ陸上競技連盟(障害者陸上)の強化委員会・トレーナー
の仕事で山口碧海さんの妹、晴加さんを通じて、銀座鍼灸院に来院されています。

 

碧海さんは、
『てんかん発作』 と『知的』に対しての治療をしていますが、
いつも持ち前の明るさと愛嬌で、逆に私たちを和ませてくれるのですよ。
今日の院長日は、とてもおしゃれな服装で来院、
とてもかわいかったです~(^o^)。
最近では発作ペースも少し軽減して、周囲の人たちからも、
”落ち着いてるね~”と言われ、徐々に薬も減らしているとの事です。

 

そんな碧海さんはなんと!…
先月、長崎で開催された全国障害者スポーツ大会:長崎がんばらんば大会(障がい者スポーツの国体)にボウリングの東京都代表として出場し、見事!優勝されました。

そして、妹の晴加さんも同大会に出場、車椅子100メートル走とソフトボール投げに出場されました。

とにかく二人とも頑張り屋さんの姉妹です。
ぜひ、東京パラリンピック目指して頑張ってほしいものですね~(^_^)/

 

品川区HP関連記事(写真引用)

http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/hp/page000023800/hpg000023726.htm

関連記事

http://tamaspo.com/public_paper/upfile/2014-09-1412227582.pdf#search=’%E5%B1%B1%E5%8F%A3%E6%99%B4%E5%8A%A0+%E9%95%B7%E5%B4%8E’

 


 

 

 

 

記:院長 前田為康

 

嗅覚障害 

2015年 新しい年を迎え 皆様いかがお過ごしでしょうか?

銀座針灸院は2015年 エネルギーいっぱいで
皆様をお迎えしております。
お正月疲れ、仕事はじめの疲れ
是非癒しにきてください。

 

今回は、嗅覚障害の方の症例です。

 

頭部外傷により 嗅覚障害になってしまい
受傷1週間後に来院され、治療がスタートしました。

脳外科にてCT・骨・目・舌の動き・頭部出血などは異常なし。
嗅覚のみ全く感覚がなくなり、強い刺激の臭いも全く感じない状態でした。
外傷による頭痛・少しフラッとするめまい感・耳鳴りがありました。

 

治療10回目・・・耳鳴り、めまい感、頭痛はなくなり、強い臭いをかぐとなんとなく鼻の粘膜に感覚を感じるようになる。
長年あった慢性鼻炎も改善傾向に向かう。

 

15回目・・・お酒、野菜、栄養ドリンク…など臭いを感じる事が増えてくる。

20回目・・・病院検査の時 臭いのテスト10問中4問正解するほどに回復。
薬は服用せず、ビタミン剤のみ服用。

30回目・・・初めて甘い香りを感じる。
受傷後の時のような「何も臭いを感じない」という事がなくなる。

 

40回目・・・病院検査にて 臭いの数値が正常範囲に入りました。
と報告を頂く!!!

 

 

現在も治療継続中。

お仕事でのストレスをとても強く感じてしまう方なので
身体も心を針治療にて 治療を進めていきます。

前回の治療の際、とてもうれしい報告を頂けたので
本当にうれしかったです。

医師に、「絶対治りません。」と、言われ
「1日1ミリの効果でもいいので 頑張ります!!」というご本人の努力。
また、ご家族の支えもあり、治療を継続することができたことが本当によかったと思います。

 

銀座針灸院 スタッフ

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年:新年のことば

新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

新年のことばとして
一言述べさせていただきます。

2015年
『創業90年周年を迎えるにあたり』

 

当院は今年で創業90周年を迎えます。
大正14年創業 初代院長である前田喜与松が『前田はり灸院』を開院いたしました。
当時は現代医学のワクチンや抗生物質など手に入りにくい時代、電気治療など無く、薬は漢方薬、健康増進や免疫力向上には鍼や灸を受けるのが主でした。
特に関西で子供には『小児はり』が盛んであり、喜与松は小児はりの一つとしてモグラの手(爪)を用いていた。モグラは、大地を掘り起こすパワーあふれる手を持ち、そのエネルギーの籠った爪先を鍼として使用していました。
その心地よい刺激は、夜泣き、かん虫、夜尿症を始め、精神発達遅滞の子供にも使われてきました。
その愛称として呼ばれていた『モグラはり』は、今年で創業90周年を迎える現在も当院で受け継がれています。
そして新脳針を開発した父・前田昌司(2代目・現会長)は昨年80歳となった今でも難病患者の診療にあたっています。
今年は創業90周年の歴史と会長の傘寿を是非とも祝いたいと考えています。

どうぞ皆様、今後もスタッフ一同日々研鑽の精神で、皆様の健康と治療効果促進に向けて、全力で取り組んでいく次第です。
そして、2015年は皆様とともに心に残る思い出の年にしたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

 

前田中国医学研究院グループ
銀座鍼灸院
院長 前田為康

 

 

 

2015年 『医道の日本』 1月号に新年の言葉が掲載されています。

難治性てんかんで来院中のSさん

今回は難治性てんかんのお子様を紹介致します。

11歳の女の子。出生時は異常なく安産だった。

10か月の時に初めて熱性けいれんが起こり、

1歳9か月くらいまでに、20回ぐらいの全身けいれん(1分強)が起こる。

 

初回来院時の現状として、薬を服用してはいるが、特に脳波などに変化がなく、

発作が起きない日もあるが、1日1~3回発作が起きている。

大発作としては、半分けいれん、半分硬直のような形で、約1分強起こる。

その他の発作として、胃腸が動き吐き気を催す発作が数分続き、その後寝てしまう。

あとは腕や脚がピクつく発作がある。

3日に1回の便秘。

よだれが多く垂れてしまう。

4歳以降は退行の一途、よく喋るが言葉の数は減少している。

発作による脳の影響かうまく寝れず、睡眠時無呼吸症候群になる。

睡眠薬を服用すると興奮してしまい、逆効果になってしまう。

運動面では活発に動くが呼吸が悪いせいか持続して動けない。

 

治療を行ってみて・・・

発作が多いとき、少ないときなどの波はあるものの

全体的には回数が減っている。

週に1回しか発作が起きないこともあった。

大発作がなくなっているが、小さい発作が細かく出ることもある。

よだれで以前までは1日でタオルが3枚必要だったが、1枚で足りるようになる。

睡眠時の呼吸も以前と比べると深くなり、朝もすっきり感がでている。

 

 

てんかんは脳の傷などが原因で起こります。

その傷を治すことは難しいですが、新脳針によって脳の発達を促し、

発作が出にくくなったり、てんかんによる他の症状の緩和をすることに関しては

上記のように効果がでています。

てんかんに針が効くのかどうか、わからない方も多いと

思いますので、お気軽にご相談ください。

 

銀座針灸院

痙性両下肢麻痺の3歳の男の子

今回は痙性両下肢麻痺の3歳、男の子の治療経過をお伝えします。

 

成長過程で、運動面の遅れが目立ち始める。

まだ立つことができないが、つかまり立ちとハイハイなら問題なし。

食事面でも、食べたものをすぐに吐いてしまったり、

泣いた時も吐いてしまうことが多い。

病院で検査するも、特に異常は見つからず、

原因不明の痙性両下肢麻痺と診断される。

 

治療を重ねていき

・治療前とハイハイの仕方が変わって、スムーズになっていた

・吐く回数も減っているし、我慢できるようになっている

・食べられる量が増えて、ひとりでお子様ランチを食べきれた

・オムツを変える時、お尻をあげられるようになる

・動作が早くなる(あぐらをかく時、立ち上がろうとする時など)

・ぎこちないがひとりで3メートルほど歩けた

 

まだまだ成長途中。

最後の歩けたというところも常に3メートル歩けるわけではないので、

これからも、がんばって治療を続けてくれるようなので

私たちも成長を楽しみにしっかりと治療させて頂きます。

会長日・院長日 変更のお知らせ

本格的に寒い季節となりました。
皆様体調崩されていないでしょうか?

 

12月の会長日、院長日の回診日が
変更になりましたので、ご案内致します。

会長日
12月7日(日)
12月8日(月)
12月15日(月)

 

院長日
12月21日(日)

 

院長代理(藤尾先生)
12月1日(月)~3日(水)

 

 

と、なっております。

 

 

また、来年1月から会長先生の回診日が変わります。

会長日
1月5日(月)

2月1日(日)・2日(月)

3月1日(日)・2日(月)

 

院長日

1月18日(日)~20日(火)

2月16日(月)~17日(火):2月15日(日)大阪本院副院長 前田京子先生回診予定

3月15日(日)~17日(火)

 

随時ホームページでも更新をしております。
ご希望の方はホームページでの確認、
または銀座針灸院へ直接お問い合わせください。

 

銀座針灸院 03-3535-0005

ノルディック・ウォーク体験会

先日、当院に来院している患者様と武蔵野市の東伏見公園にて

全日本ノルディック・ウォーク連盟公認ノルディック・ウォーク体験会に

参加してきました。

良い天気に恵まれ、絶好の体験日和となりました。

初めに広場で準備体操。

そのあとポール(ストック)の持ち方やサイズの調整の方法などを教わり、

更に基本的な歩き方を練習します。

次に公園内で歩いてみます。

ポールの突き方にディフェンシブ(日本式?)、アグレッシブ(西欧式?)と

種類がありますが、難しく考えずにまずは歩く!

初めは同じ側の手足が一緒に前に出たりしていましたが、

繰り返し歩くことにより、なんとなくポールの使い方を身体が覚えてきます。

ゆるい上り坂下り坂も練習し、慣れて来たら、

石神井川沿いを歩きます。

水がきれいで水草が生えていて、魚も沢山いるそうです。

運が良ければ「カワセミに出会えるかも?」との話でした。

今回一緒に夫婦で参加していたTさん。

初回でしたが思ったより長く歩きましたね。お疲れ様でした。

 

当院ではリセプター療法の種目の一つにポールを使用しています。

身体の機能回復や増進の手段の一つにウォーキングは大変効果的ですが、

ポールを持つことでさらに上半身も使うので、同じ歩行距離でもより沢山

運動することになります。

パーキンソン病や多系統萎縮症、麻痺などのリハビリにも大変有効です。

 

ぜひとも針治療と併せて、当院をご利用ください。

 

 

大嶋

 

4歳の女の子のご紹介(自閉症)

今回は4歳の自閉症の女の子をご紹介させていただきます。

 

2歳ぐらいまでは特に症状が出ていなかったが、

2歳を過ぎてから不安定になり、

少し前まではわめいたり、逃げ出したりしていた。

言葉遅れで、2年ぐらい発達が遅れていると言われている。

大人相手だとまだ良いが、同年代の子たちと集まると

変な顔をしたり、逃げ出したり、協調性がなくなる。

 

治療を重ねてみて

今までは意味のある言葉が少なかったが、

少しずつ話すようになってきており、

覚えている単語はどんどん増えている。

同年代の子たちとの集団生活では、まだぎこちなさはあるものの、

逃げ出すことはなくなり、なんとなくコミュニケーションをとろうと

努力しているのかなと感じるまでになる。

まだ偏食やこだわりが強いことに関してはそこまで変化が出ていませんが、

これからも継続して治療を続けてくれるようなので成長が楽しみです(^O^)/

 

 

銀座針灸院

25歳男性 統合失調症でお越しの患者様

25歳の男性、高校生の時に統合失調症を発病され、
幻聴、被害妄想、夜眠れず朝起きれないという症状でご来院されました。

 

 

数回の治療後、夜眠れるようになってきて、
朝に起きられる回数が増えてきたので
滞りがちだったリハビリに通えるようになってきました。

 

 

初めは一人で外出することができず、
お母様の付き添いでご来院されていましたが、一人でご来院するようになりました。

 

週に2~3回の治療をしていくうちに、食欲が出てきて、
治療後に一人で外食したりするようになり、体重も増えてきました。

 

 

幻聴、妄想も出ていたのですが、
気持ちが明るくなってきてあまり気にしないようになってきたとのことです。

 

 

少しずつ薬の量を減らすことに成功され、
数ヶ月の治療後、調子が良くなってきたとのことで通院を終えられました。

 

統合失調症は完治はとても難しい病気ですが、
身体のリズムを整えることによって、
睡眠時間や食欲をコントロールすることは可能です。

 

薬に依存するのではなく、睡眠や食欲を規則正しくすることによって、
体調は変わってきます。

 

脳の働きを活発にする新脳針にご興味のある方は、
是非、銀座針灸院にお問い合わせ下さい。

 

 

銀座針灸院