小児針灸科
小児針灸科 広汎性発達遅滞・自閉傾向
今回は、広汎性発達遅滞・自閉傾向で来院された
6歳の女の子の一例を書きます。
1~2歳頃から下記の症状が出現する。
・多動、上手くしゃべれない、奇声をあげる。
・初めての所ではパニックを起こしやすい。
・自分がしたいことができないと怒る
・オウム返しが多い
泣きながらも頑張って治療を受けられるようになって
・反応が良くなり、会話が続くようになる。
・感情の起伏が激しく、かなり波があったが、落ち着いてきた。
・いろいろなことに興味が出て、自分で『やりたい』と言えるようになった。
・目を見て挨拶できるようになる。
・指先が器用になり、字が上手にかけるようになる。
・以前は飽きてしまっていたが、30分以上歩けるようになる。
広汎性発達遅滞や自閉症などの疾患は、
治すことは難しいですが、
いかに生活の質をあげられるかが重要です。
個人差はありますが、針灸治療をすることによって、
上記のように成長している子もいます。
針が効くの?と思っている方もいらっしゃると思いますので
お気軽にご連絡ください。