半身不随(脳内出血・脳梗塞後遺症)
半身不随(脳内出血・脳梗塞後遺症) 頭部外傷による高次脳機能障害 50代男性
5年前に受傷。認知機能の低下、記憶障害、注意障害。話を聞いて理解するのが苦手、感情のコントロールが不安定、巧緻運動障害。手足の筋肉の緊張、末梢神経障害(痺れ・感覚鈍麻)。
- 当院で新脳針を始めるまでの4年間、リハビリセンターでの入院、自立訓練センターへの入所をとおし、懸命にリハビリを重ねてきました。
認知・身体ともに、すでに、かなりの程度の回復を遂げていましたが、新脳針に興味を持たれて来院されました。
- 3,4日後から筋肉の緊張が緩和し、肩が挙がるようになった。
筋緊張の緩和により、筋トレの効果がでてきている。今まで弱かった下肢の筋肉がついてきた。
文字の読解力が向上。読んでスラスラ頭に入ってくる。
メールのやり取りが億劫でなくなった。(作文)
陰部の感覚が上がり、事故以来、はじめて射精を取り戻した。
ごちゃごちゃだった頭の中が、昔の記憶を整理して言葉でまとめることができる。
- 「症状が固定しているから」とあきらめないでください。
今回のSさんの場合、新脳針で感じた身体の変化を希望に、再度、真剣にリハビリに取り組んだ結果、さらなる機能回復を達成しました。
バランスがよくないので、電車の中では、両手でつり革を握って、1時間以上かけて来院してくださいました。空間認知が不得手のため、駅から10分の距離を40分迷って来院された日もありました。
もともと体を鍛えるのがお好きだったこともあり、とくに筋トレ(スクワット)を必死に頑張りました。
「筋肉」が「やる気」を生み、「脳」が「覚醒」しました。
新脳針をきっかけに、驚異的な変化がみられました。