ジストニア
ジストニア 常時食いしばり、開口のしづらさ(30代女性)
◆初診時のご様子
・30代女性
・常に食いしばりや口の開けにくさがある
・顎に力が入り食事がとりにくい
・歯が噛み合わさった状態での発話になり、喋りにくい
・口を開けるとき下あごが震える
・こめかみの痛み、首の痛み

- 症状発生から1か月後に当院へ受診されました。
お仕事はデスクワークで、それなりにお忙しかったとのこと。
責任感が強く身体に緊張が入りやすい傾向がありました。
睡眠時の噛み締めはなく、起床時に症状は出ていません。
仕事と家事の両立で睡眠時間が短くなりやすく、自律神経の乱れを感じてらっしゃいます。
触診では、顎周り、首肩、咬筋、側頭部、頭部といった、広い範囲に筋肉の張りやコリが確認されました。

- 身体の緊張が強くでており、脱力が上手くできていないご様子でした。
呼吸も浅く、交感神経が優位になりやすいようでした。
以上を踏まえ、
新脳針治療では頭部、顎周り、首周りを中心に鍼通電を行い、反応が出ている肩背部や腹部、上肢や足のツボにも刺鍼しました。
仰臥位の施術時には、四神聡・太陽・下関・頬車・完骨・足三里・太衝などのツボと胸鎖乳突筋や斜角筋にもアプローチを行いました。
治療を重ね少しずつ調子が上向いていかれました。
・開口時の震えが減少
・常にあった食いしばりに、緩む瞬間が出てきた
・症状に波が出始め、すごく調子が良い日とイマイチな日が出てきた
・口は開けにくいが、以前より喋りやすくなった

- 初めは週1~2回のペースで通い、現在は症状の変化に合わせて月1~2回のペースで来院されています。
治療開始から半年で、9割良くなりましたとコメントをいただきました。
顎のこわばりを感じることもありますが、快適に日常を過ごされています。
開口もできて、会話中の食いしばりは、ほぼなくなられました。
新脳針治療で神経伝達の促通や自律神経を整えることで、無意識に起こる筋肉の緊張や、入りっぱなしの緊張を脱力させる身体を目指します。
身体が緩むと深い呼吸ができるようになります。
鍼灸はストレスで固くなりやすい心身をほぐすのにとても効果的ですので、ぜひ悪くなりすぎる前の施術を実践してみてください。



















