脳室周囲白質軟化症PVL/小児針灸科
脳室周囲白質軟化症PVL 小児針灸科 PVL 3歳 男の子
今日は3歳のPVLの男の子についてご紹介したいと思います。
26週にて早産として出産し、退院後にMRI撮影にて
医師からPVLと診断された。
その後からリハビリに通ったり、ボトックス注射を打つ等
いろいろ試してはいるが、
気になる症状としては
足がつっぱる(主に内側)
言葉が出ない
両手がうまく動かせない の3つでした。
治療5回目・・・前回の治療後から足が少し開きやすくなった。
治療11回目・・・両手の指を開くなど、今までやらなかったことが
でき始めている。
物までの距離感、柔らかい物の掴み方などが上手になっていった。
言葉に関しては、喃語が少しずつ増えてきている。
治療23回目・・・意志表現がはっきりしてきた。
”ニャー”など今まで言わなかった事を言うようになった。
その後も治療ペースを変えずに続けていくと、つっぱっていた足の筋肉がだいぶ柔らかくなり、担当していたリハビリの先生も驚いたそうです。
今は治療ペースも落ち着いてきたが1週間空いてしまうと再び足の硬さが
目立つので週に2回の頻度で来られています。