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スタッフブログ 「命を支える細胞と脳の未来医療 ― NHK特集から考える“ニューロモデュレーション”と新しい治療」
近年、医療の世界では「細胞」と「脳」の理解が大きく進み、私たちの命の捉え方そのものが変わりつつあります。今回は、NHKの番組で紹介された内容をもとに、「人体の命を支える細胞」と「ニューロモデュレーション(神経調節)」、そして「新しい脳治療」の関係について考えてみたいと思います。

私たちの体は、およそ37兆個とも言われる細胞によって構成されています。これらの細胞は単なる部品ではなく、それぞれが意思を持つかのように働き、互いに情報をやり取りしながら生命を維持しています。
以前放送されたNHKスペシャルでは、細胞がどのように傷を修復し、異常を感知し、時には自ら死を選ぶことで全体を守るかが描かれていました。まさに、細胞一つひとつが“命の担い手”であると言えるでしょう。
少しこの番組についてご紹介致します。
特に印象的なのは、細胞同士のコミュニケーションです。(臓器同士の連携・会話)電気信号や化学物質を使いながら、体内では絶えず情報交換が行われています。この仕組みがあるからこそ、私たちは健康を保つことができるのです。

■ ニューロモデュレーションとは何か
NHKの別の番組では「頭部の鍼通電」という医療技術が紹介されていました。
これは簡単に言うと、「脳や神経の働きを電気刺激などで調整する治療法」です。

私たちの脳は電気信号によって動いています。この信号に異常が起こると、例えば以下のような症状が現れます:
- 慢性的な痛み
- パーキンソン病などの運動障害
- 脊髄小脳変性症など変性疾患
- ジストニアなど付随意運動
- 脳梗塞など麻痺後遺症
- うつ病やパニックなど精神疾患
- 脳室周囲白質軟化症(PVL)
- 発達障がい、言葉遅れ、脳性麻痺
- 耳鳴り・難聴
- など…

ニューロモデュレーションは、こうした脳の異常な信号を“調整”することで、症状を改善しようとするアプローチです。

■ 「新脳針」との関係
番組で紹介されていたニューロモデユレーシヨンは当院の鍼術である『新脳針(しんのうしん)療法)と同等と考え、脳の特定の部位に対して非常に精密な刺激を与える技術の一つと考えられます。
頭皮に刺鍼し0.7mAの超微弱電流を注入することで、波動がおき、脳内では確率共鳴が発生して、脳内神経ネットワークが拡大します。
その後神経伝達物質からのメッセンジャーが体内を巡り各臓器の連携(臓器同士の会話)から自然治癒力を高めていきます。
新脳針療法は従来の外科手術とは異なり、
- 脳を大きく傷つけない
- 必要な場所だけに働きかける
- 可逆的(元に戻せる可能性がある)
- 副作用が全く無い
- など
といった特徴を持っています。
ここで重要なのが、先ほどの迷走神経神経伝達
『脳神経』と『身体細胞』とのつながりです。

■ 細胞レベルと脳治療の接点
脳もまた、無数の神経細胞(ニューロン)によって構成されています。ニューロモデュレーションや新脳針は、確率共鳴・迷走神経から身体の神経細胞へ働き直接影響を与える技術です。

つまり、
- 細胞の働きを理解すること
- 神経細胞のネットワークを調整すること
- 脳から身体へ伝達する迷走神経の活性化
この3つは、実は同じ流れの中にあると考えられます。

細胞レベルでの理解が深まったからこそ、脳の異常をピンポイントで調整するような医療が可能になってきました。

■ これからの医療はどう変わるのか
これらの技術が進むことで、医療は大きく変わろうとしています。

これまでの医療は「悪い部分を改善する事」ことが目的でしたが、これからは
- 細胞の働きを整える
- 神経の信号を調整する
といった、古来からの中医学や経絡的な東洋医学から“機能を回復させる進化した医療”へと進んでいくと考えられます。

■ まとめ
NHKの番組を通して見えてきたのは、
- 命は細胞の集合体であること
- 脳もまた細胞ネットワークであること
- そしてその働きを調整する新しい医療が生まれていること
です。
「細胞」と「脳」、一見別のテーマのようでいて、実は深くつながっています。
これからの医療は、よりミクロな視点から命を理解し、より精密に治療する時代へと進んでいくでしょう。
院長
前田為康
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