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スタッフブログ 【診療日誌】下肢静脈瘤 82歳 女性

下肢静脈瘤でお越しのOさん
82歳のご高齢ですが、気力、体力ともに、とてもお元気ですが、過去には心臓の状態が悪く、心房細動の手術を70歳代前半と80歳でカテーテル使った手術を受けた経歴がありました。

心臓からの影響もあり、身体への血流可動が悪く、下肢の静脈瘤が出現し、最近では動くのが辛くなってきたので、銀座鍼灸院にご来院されました。

来院当初は下肢の冷え、しびれ、こむらがえり、血流が悪く感じ、下肢のだるさもあり、動きが徐々に衰えている状態でした。

新脳針と温熱療法を併用して下肢を中心に刺鍼し、血流促進と冷えの改善として、全身に温熱療法を加え、特に下肢の静脈が腫留している個所にゆっくり熱を注入いたしました。

 

 

 

 

 

(三井温熱療法の機材)…アイロンの様に身体に熱を注入します。

80歳では下記のような下肢の筋肉(鶏肉状の緊張感やコンブ茎状緊張感)が
減少するため、筋肉や血管は弛み… ”よぼよぼ” 状態になってきます。

⑬鳥肉状緊張感

⑭コンブ茎状緊張感


銀座鍼灸院では、週に1回のペースで、鍼灸の施術後、温熱療法、指頭感覚法にを施し
現在、約20回の施術を経過したところですが、こむら返りがほとんど減少し、冷えもなくなっている状態で、とても下肢が軽くなりスムーズに歩けるようになってきたと喜ばれています。

Oさんはお年を召されているので、これからも年齢を追うごとに身体は衰える一方ではありますが、このペースで通院をしていただき、少しでも今の状態から悪化しないように私たちも頑張って施術を進めて行く所存です。

これから寒い時期を迎えますので、くれぐれも暖かくして過ごすようにとお伝えしました。

院長:前田為康

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