痛みについて(1)
「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、今年はいつになく寒暖差が激しいように思います。
体調管理が難しいですね。
さて、今回から3回に分けて、「痛み」について書いてみようと思います。
まず、東洋医学にある痛みについての2つの言葉をご紹介します。
「不通則痛(ふつうそくつう)」
「不栄則痛(ふえいそくつう)」
それぞれの意味を簡単に説明すると、「通っていないと痛む」、「栄養されていないと痛む」ということになります。
「通っていない」とは、体の中を流れる生理物質が滞っている状態をいい、「栄養されていない」とは、生理物質が不足している状態をいいます。
生理物質がそれぞれの状態になった時に、痛みを発するということになります。
なお、生理物質とは、「気(き)・血(けつ)・水(すい)または津液(しんえき)」のことをいいます。
痛みを説明するときに、頭が「ズキズキ」する、お腹が「シクシク」する、というように痛みの性質を擬音語で表すことはよくあります。
痛みの性質が違えば、痛みを引き起こしている原因も異なります。
痛みの性質には、8つの種類あります。
今回は、そのうちの1つをご紹介します。
【1】脹痛(ちょうつう)
つっぱるような痛みのことです。
お腹や胸によく見られます。
ガスが溜まった時や月経前に乳房付近に現れる張るような痛みになります。
気の滞りで起こることが多いものです。

次回につづく…
東京銀座鍼灸院 小林
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