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スタッフブログ 首下がりに対する鍼治療(新脳針)
首の骨は、横から見るとゆるやかに前にカーブ(前弯)しています。
これによって、重い頭(5,6kg)を軽い負担で支えることができます。
ところが、首を前に傾ければ傾けるほど前弯アーチが機能せず、首への負担は大きくなります。
つま先の少し先の地面をみるくらいに首を前に傾けると(60度の首下がり)、首への負荷は27kgになります。
言い換えれば、小学2年生(8歳児の平均体重27kg)を首に乗せて生活することに相当します。
首下がりの原因となる病気に
・パーキンソン病(PD)
・脊髄小脳変性症(SCD)
・多系統萎縮症(MSA)
・筋萎縮性側索硬化症(ALS)
・重症筋無力症(MG)
・薬剤性(PD薬、向精神薬の副作用) など、があります。
症状として
・首肩の違和感
・歩いていると頭が重くなってくる
・夕方になると首があがらなくなってくる
・前かがみ姿勢、腰が曲がる、からだが傾く
・首のつけねがはってきて、首肩背中が痛む
・からだがふらつく
・腕があがらない
・飲み込みづらい、喋りづらい、呼吸が苦しい
・歩くときに足があがらない、こきざみ歩行
など、がみられます。
首が下がっている時間が長いと、生活の質が低下するだけでなく、
筋肉が引き伸ばされた状態で筋肉や腱の組織が置き換わってしまい回復も難しくなってしまいます。
< 新脳針療法 >は、頭と全身に鍼を打ち、必要なポイントに超微弱の電流を流して刺激します。
それにより、脳と全身の神経伝達を呼び覚まし、硬くなった筋肉を緩め、痛みをやわらげ、血流を回復します。
ふらつきや姿勢の悪さを改善、偏った自律神経とホルモンバランスを正すことで、自己治癒力が最大限に発揮されます。
そうすることで、首下がりと原因となっている病気を軽減、改善、治癒することを目指します。
新脳針療法に3つの連携プログラム
を加えることによって、首下がりの症状と、原因疾患の改善にさらなる効果をあげることができます。
首下がりでお困りの方は、ぜひ、当院にご相談ください。
東京分院 銀座針灸院
鍼灸師 服部
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