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スタッフブログ 東洋医学から見た過敏性腸症候群
◆こんなお悩みはありませんか?
・通勤中にお腹が痛くなり各駅停車しか乗れない
・緊張すると下痢になりやすく外出が怖い
・便秘とお腹の張りが続いてすっきりしない
この記事では薬に頼らずお腹を整える鍼灸のアプローチや自宅での具体的な解決策を解説します。
◆過敏性腸症候群とは?
過敏性腸症候群は、
検査で腸に異常がないのに腹痛や便通異常が続く状態を指します。
特に真面目で責任感が強い方に発症しやすいと言えます。
◆考えられる原因として
西洋医学では、自律神経の乱れと精神的ストレスが最大の原因と考えられています。
胃や腸は、自律神経によってコントロールされているからです。
腸の動きが激しくなれば下痢を起こし、
逆に動きがストップすると、頑固な便秘につながるでしょう。
さらに、そのストレスは腸の神経を過敏にさせ、
少しのガスでも強い痛みを感じやすくなる悪循環が生まれるのです。
◆よくある症状チェック
ここでお腹の不調をチェックしてみましょう。
当てはまる項目が多いほど、この病気の可能性が高まります。
■ 1. 大事な会議や試験の前など、緊張する場面で急に腹痛や下痢が起こる
■ 2. トイレに行って排便を済ませると、それまで続いていたお腹の痛みが和らぐ
■ 3. 何日も便が出ない便秘状態と、突然襲ってくる激しい下痢を交互に繰り返す
■ 4. お腹の中にガスが溜まりやすく、いつもぽっこりと張っているような不快感がある
■ 5. 便が出たあとも、まだ中に残っているようなすっきりしない残便感がある
■ 6. 休日や自宅でリラックスしているときには、不思議とお腹の症状が出にくい
◆東洋医学・鍼灸から見る原因
東洋医学では、お腹だけでなく体全体のバランスの崩れに注目します。
体の中のエネルギーである「気」や、栄養物質である「血」の乱れが原因です。
特に、ストレスを司る「肝(かん)」の働きが乱れるとよくありません。
肝は自律神経のように感情をコントロールし、気の巡りをスムーズにする役割があります。
イライラが溜まると気の巡りが滞ってしまうので、
エネルギーが体の中に充満してパンパンになってしまうのです。
この過剰なエネルギーは、消化をコントロールする「脾(ひ)」を攻撃します。
これを東洋医学では「肝脾不和(かんぴふわ)」と呼びます。
ストレスが消化器(胃腸)に悪影響を与えている状態です。
お腹の中でエネルギーが衝突し、急な痛みや下痢を引き起こすのでしょう。
◆過敏性腸症候群に対する鍼灸でのアプローチ方法
薬を飲んでも変わらないお腹の悩みにこそ、鍼灸治療が大きな力を発揮します。
鍼灸治療は、乱れた自律神経のバランスを直接整えることが得意です。
心地よい鍼や温かいお灸の刺激は、副交感神経を優位にさせ、
緊張でガチガチになった腸のけいれんがなだらかになります。
その結果、突発的な便意や腹痛が抑えられます。
腸全体の血流が良くなると、内臓の筋肉が正常に働き始めるので、
下痢や便秘を繰り返さない、安定したお腹へと変わっていきます。
根本からの体質改善を目指せるのが、鍼灸の大きなメリットです。
◆よく使われる代表的なツボ
過敏性腸症候群のケアでよく用いられる、代表的なツボをご紹介します。
自宅でのセルフお灸や指圧にも活用してください。
■ 足三里(あしさんり)
場所:「ひざの皿の外側にあるくぼみから、指幅4本分下がったすねの外側」にあります。
効果:胃腸の働きを活発にして体力を高める、万能なツボと言えます。

■ 天枢(てんすう)
場所:「おへそから左右にそれぞれ指幅3本分ほど離れた場所」にあります。
効果:大腸の働きを調節し、下痢にも便秘にも効果的でお腹の痛みを和らげます。

■ 太衝(たいしょう)
場所:「足の甲にあり、親指と人差し指の骨が交わる手前のくぼみ」です。
効果:ストレスを和らげて、滞ったエネルギーの巡りを良くしてくれます。

お腹の調子を整えるためには、内側から温めることが鉄則です。
冷たい飲み物は、お腹のエネルギーを奪って下痢を悪化させるのでご注意を⚠️
激辛スパイスやカフェインなどの刺激物は控えるのが賢明です。
過敏になった腸を刺激して、痛みを誘発しやすくなります。
◆生活習慣のポイント
✅お腹と足元を外側から冷やさないように心がける
✅夏場であってもエアコンに備え、腹巻を着用する
✅毎日シャワーだけで済ませず、ぬるめのお湯にゆっくり浸かって温まる
✅自律神経を整えるために、決まった時間に起床する
✅布団に入ったら画面を見ないことを徹底
→夜遅くのスマートフォン操作は、脳を緊張させて腸の動きを乱します。
✅毎日15分程度の軽いウォーキング
✅おへその周りを手のひらで時計回りにマッサージ
→腸の血流が促されて、ガスや便の排出がスムーズになります。
◆まとめ
過敏性腸症候群は、ストレスや自律神経の乱れが原因で起こる辛い不調です。
病院の薬で良くならなかったとしても、決して諦める必要はありません。
東洋医学では、お腹だけでなく心と体のバランスを根底から整えていきます。
食事の工夫や温活を意識するだけでも、お腹の過敏さは和らぐでしょう。
「過敏性腸症候群に対する鍼灸治療の臨床効果」(2018年)の研究でも、鍼灸がお腹の痛みや便通の改善に有効であると報告されています。
いつでもトイレに行けるか不安で外出が怖いとお悩みではありませんか。
薬に頼る生活を終わらせたい方は、一人で悩まずにぜひ当院にご相談ください。
あなたに合わせた優しい鍼灸治療で、健康なお腹を一緒に取り戻していきましょう。
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東京 銀座鍼灸院
鍼灸師 山田
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