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スタッフブログ 梅雨の「重だるさ・むくみ」を撃退!水分代謝を促す3つの特効ツボ
梅雨の時期(6月〜7月)になると、決まって身体が鉛のように重くなったり、頭がズキズキと痛んだりすることはありませんか?
「朝、どうしても起きられない」
「理由もなく気分が落ち込んでしまう」といった不調に直面し、
「自分の意志が弱いせいではないか」とご自身を責めてしまっている方も少なくありません。
しかし、決してご自身のせいにしないでください。
その不調はすべて気圧や湿度の急激な変化に、「自律神経」が懸命に対応しようと闘っている証拠なのです。

なぜ梅雨は自律神経が乱れるのか?現代医学で紐解くメカニズム
梅雨時の不調の原因は、大きく分けて「低気圧」と「高湿度」の2つにあります。
◆低気圧がもたらす「副交感神経の過剰優位」と血管の拡張
天気が崩れて気圧が下がると、人間の身体にかかる外からの圧力が低下します。
これにより、体内の血管や細胞はわずかに「膨張(拡張)」します。
この物理的な変化が、自律神経に以下のような連鎖反応を引き起こします。
・体内の圧力が下がる
・血管が拡張し、血圧がやや低下する
・身体をリラックスさせる副交感神経が過剰に優位になる
・強いだるさ、やる気の低下、眠気が発生する
通常、副交感神経は夜間の睡眠時などに働く「休息の神経」です。
しかし、日中もこの神経が働きすぎてしまうことで、身体が常にオフモードになり、強烈な重だるさを引き起こします。
また、脳の血管が拡張すると、その周囲を取り巻く神経(三叉神経など)を圧迫・刺激します。
これが、梅雨時に多くの人を悩ませる「ズキズキとした頭痛(気象病)」の正体です。
◆高湿度による「発汗異常」と体温調節のバグ
梅雨のもう一つの敵が「高い湿度」です。日本の梅雨時は湿度が80%を超えることも珍しくありません。
人間は暑さを感じると、汗をかき、それが皮膚から蒸発するときの「気化熱」を利用して体温を下げています。
しかし、周りの湿度が極端に高いと、汗が空気中に蒸発できず、体内に熱がこもってしまいます。
汗が出口を失うと、自律神経は無理にでも体温を一定に保とうとして、24時間フル稼働状態になります。
この状態が何日も続くと、自律神経はエネルギー切れを起こし、慢性的な疲労感や睡眠の質の低下を招くのです。
◆基礎体温は「自律神経のバロメーター」!梅雨時の正しい見方と活用法
ご自身の基礎体温を知っておくのも有益な情報です。
基礎体温(朝、目覚めてすぐに動かず測る体温)は、女性ホルモンの動きを知るためだけのものと思われがちですが、実は自律神経のコンディションを映し出す鏡でもあります。
なぜなら、人間の「深部体温(身体の奥の体温)」を一定にコントロールしている司令塔こそが、自律神経だからです。
◆基礎体温から読み解く自律神経のサイン
梅雨の時期、自律神経が疲弊してくると、基礎体温は以下のような変化が現れやすくなります。
日ごとの体温の高低差が激しい
気圧や湿度の目まぐるしい変化に自律神経の体温調節機能が追いつかず、パニックを起こしている状態です。
全体的に体温が下がる(平熱より0.2〜0.3℃低い)
自律神経の過労働によりエネルギーが枯渇し、体内の代謝機能や免疫力が低下して身体が冷えている状態です。
朝の体温が低いということは、水分が体の中で渋滞しているサイン。
それさえ分かれば、「今日は下半身が冷えているから、ツボを押して水分を流そう」「冷たい飲み物はやめて白湯にしよう」と、その日に必要な引き算のケアがピンポイントで選べるようになります。
「私の自律神経は今、梅雨の気候と一生懸命闘ってくれているんだな」と、身体からのサインを客観的に受け止める材料にしてください。
自律神経を整える3つのツボへのアプローチ
ここからは、乱れてしまった自律神経を元に戻し、梅雨を快適に乗り切るための実践的なセルフケアをお伝えします。
◆【東洋医学の知見】「湿邪」を払い「水滞」を改善する
東洋医学において、梅雨の過剰な湿気は身体に悪影響を及ぼす「湿邪(しつじゃ)」という邪気(病気の原因)に変化します。
この湿邪が体内に侵入すると、水分の代謝が滞り、余分な水分が体内にタプタプと溜まる「水滞(すいたい)」という状態を引き起こします。
これが、梅雨特有の「身体の重だるさ」や「むくみ」「頭痛」の原因です。
体内の余分な水を排出し、自律神経の巡りをスムーズにするために、以下の3つのツボを刺激してみましょう。
1. 陰陵泉(いんりょうせん)
場所:スネの内側を骨に沿って足首から膝に向かって指をすり上げていき、膝の下で骨が大きく曲がって指が止まるところ(くぼみ)。
効果:消化器系の働きを高め、体内の水分代謝を促します。下半身の重だるさやむくみを解消する代表的なツボです。
2. 豊隆(ほうりゅう)
場所:スネ的外側。膝のお皿の下と足首のちょうど中間あたりで、筋肉が最も盛り上がっているところ。
効果:東洋医学で体内に溜まったドロドロした不要物を取り除く特効穴とされています。梅雨時の頭の重さ、胃の不快感をスッキリさせるのに有効です。

3. 内関(ないかん)
場所:手首の内側の横シワから、指幅3本分(人差し指・中指・薬指)だけ肘に向かったところ。2本の太い腱の間にあります。
効果:自律神経の興奮を鎮め、気分の落ち込みやイライラ、気象病による吐き気や頭痛を和らげる心の安定剤のようなツボです。

ツボ押しの方法としては、いずれのツボも親指の腹を使って「3秒〜5秒かけて、痛気持ちいい強さでじわーっと押し、ゆっくり離す」を3〜5回繰り返してください。
夜、お風呂上がりのリラックスタイムに行うのが特におすすめです。
当院やドラッグストア等で買えるお灸(台座灸)を据えるのも非常に効果的です。
まとめ
梅雨の時期に感じるだるさや頭痛、気分の浮き沈みは、あなたの心が弱いからでも、サボっているからでもありません。
急激に変化する自然環境に合わせようと、あなたの身体が一生懸命に働いている証拠です。
毎日頑張るご自身の身体を、まずは「お疲れ様」と労ってあげてください。
基礎体温は、あなたの自律神経が今どれくらい疲れているかを教えてくれる優しい通知表です。
少しの不調でも、お悩みがあればいつでもご相談ください。
新脳針治療で自律神経を整え、季節を緩やかに乗り切りましょう。
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