小児針灸科/チック症・吃音
小児針灸科 チック症・吃音 【かんしゃく、チック症】7歳 男の子
小学2年生
気になる症状として、
・「んっ、んっ」といった喉鳴らし
・鼻鳴らし
・まばたき
・ちょっとしたことですぐに怒り、手が出てしまう
- サッカーや虫捕りが大好きで、とても活発的です。
早寝早起きで睡眠も良好。
以前にもまばたきや腕を振ったりなどの動きが見られていました。
一度症状は落ち着くも、新学期(クラス替え)や
新しい習い事が増えた頃からまた出始めたそうです。
リラックス時やかんしゃく中にチックの症状が出やすいようです。
- 初回から3回目までは、
小児はり(刺さない鍼)と指頭感覚法の施術で
オキシトシンやセロトニンの分泌を促すよう、皮膚刺激を行いました。
とてもリラックスして受けられ、施術後の数日間はかんしゃくが落ち着いていたようです。
4回目から「新脳針」治療を開始。
頭のみ、刺鍼と通電を行っています。
10〜15本ほど頭に鍼を打ちますが、全く泣かずに落ち着いて受けてくれてます。
その後、ポイントに電極を繋ぎ、12分間微弱電流を流します。
治療が始まるまで少し緊張した表情でしたが、
「痛くなかった!」と言ってもらえました。
- 施術後は表情も気持ちも穏やかになることが増え、
カッとなっても落ち着くまでの時間が短くなりました。
チックの症状も時期によって出る場所が変わりますが、
症状が出ない日も見られ始め、親御様にもひと安心いただいてます。
月に1〜3回のペースで通院しています。