お灸のすすめ②

今回は先日投稿した多系統萎縮症(MSA)の方に伝えたツボを書かせて頂きます。

あくまで個人差や体質によっても違いますが、

手の動きにくさにおすすめなのは以下のツボです。

 

左の赤マークから手三里・外関・合谷になります。

 

多系統萎縮症(MSA)だけでなく、パーキンソン病(PD)や、脊髄小脳変性症(SCD)、大脳基底核変性症(CBD)、進行性核上性麻痺(PSP)など、手のこわばりがある方におすすめのツボです。

個人差もありますので、ご来院して頂いた時、またはお電話で聞いてくださいね。

 

銀座針灸院 大久保

 

謹賀新年

謹賀新年

2020年1月6日より平常通り診療開始しております。

今年も全ての患者様としっかり向き合い、

全力で施術させていただきます。

スタッフ一同精進してまいりますので、

本年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

スタッフ一同

2020年:新年の言葉

新年の言葉

昨年、我が国は令和という時代が幕を開け、
未来に向けた新たな第一歩を踏み出した年となりました。
「令和」とは「美しい調和」という意味が込められており、この元号にふさわしい
時代になるようにスタッフとの連携を深め患者様に心を寄せ合い調和を意識した環境の中で「愛ある施術」を進めていくことを改めて深く胸に刻んできました。
新しい年号とともに昨年を象徴する大きな出来事は言うまでもなく
ラグビーワールドカップだと思います。
日本チームのチャレンジが成し遂げた一体感は日本中が感動に包まれました。
そして今年は東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。
その熱気を引き継ぐとともに更に飛躍できる年にしたいと当院も「ONE TEAM」を意識し感動を与えあえる仕事ができるように努力いたします。
また私にとってのチャレンジは神々が宿る世界最高峰のエベレストが見たく、
ネパール国ルクラ地区からエベレスト街道を登りヒマラヤ山脈の一部である
グンデピーク4200Mへ登頂しMtエベレストを目前に見る事が出来ました。
登頂した時の感動は日常生活に於いても改めてチャレンジする事の大切さを
確認いたしました。
その他には政府が重要な政策として位置つけている「働き方改革関連法」に対し、
当院もスタッフの勤務体制や受付時間の短縮など新たな「働き方」を見直しました。
更に今年は新たな改革として受付システムを導入し多方面で無駄を省き、
予約管理から施術記録・会計など合理的なシステム化を図り、担当鍼灸師がより患者様に向き合う時間が取れるよう一体感を生み出し院全体が笑顔あふれる
「ONE TEAM」となる事を願っております。

2020年は患者様から更に感動と笑顔をいただける様に精一杯仕事をし、
患者様との信頼を構築する事で私自身も成長したいと思っております。
皆様にとっても笑顔あふれる幸せな一年となりますようお祈りいたします。

どうぞ本年も宜しくお願いいたします。

令和2年 元旦
院長
前田為康

Sくん 6才 小児の治療風景

引っ越しによる環境の変化で

鼻をすするチックの症状が出始めたSくん。

通院当初は興奮が強く、針に対する怖い気持ちが大きかったのですが

約3か月通い、ゆっくりと慣れ始めてきました。

 

 

しかし、まだ少し治療が苦手なSくん。

まずは座って頭に針を刺していきます。

 

 

小児の治療では体が動くと危ないのでベルトで体を固定したり、

お父さんやお母さんに体を押さえてもらうことをお願いしています。

 

Sくんは大きく動いたりはしないのでベルトなしでも大丈夫なのですが、

Sくん曰く、ベルトがあるのとないのじゃ針を受ける気持ちが変わるのだとか。

 

早速ベルトを巻いて、安心した状態で治療を進めていきます。

 

 

 

ウォーリーを探していたら

いつの間にやら頭にこんなにも針が…!

 

 

頭が完了した後は横になり、

顔・お腹・手にも追加していきます。

 

 

 

 

 

終わってみればキラキラしたこの笑顔!!

 

実は刺さってしまえば針は痛くないのです。

 

 

これからパルスをつないで10分間微弱電流を流していきます。

 

 

 

 

 

’’電気を流す’’と言われるとビリビリするイメージがあるかと思いますが、

 

実際は’’トントントン’’という、心地よいリズムと強さで流していきます。

 

気持ちがよくて通電中にリラックス&スヤスヤしてしまうお子様が続出です!

 

一定のリズムを刻むことが落ち着きの秘訣です。

 

 

 

 

 

 

針を抜いた後は刺さない針(小児針)で仕上げです。

色んな種類の針で全身を気持ちよく刺激していきます。

 

皮膚への刺激は脳が大きく成長するのに

大きな手助けをします。

 

 

ご両親とのスキンシップは子供の成長において

とても大事な役割があります。

 

肌を擦ったり、ハグをしたり

皆様のご家庭でも愛情とぬくもりを存分に分け合ってくださいね。

 

 

 

 

治療が終わりました。

ウォーリーはたくさん見つけられたでしょうか?

 

 

毎回頑張って治療を受けているSくん。

鼻をすする症状はすっかりなくなりました。

 

今日も朝早く起きて来院してくれて

お母さんと弟君にしっかりとかっこいい姿を見せることができました。

 

これからもますます良い成長ができるように

Sくん、ご両親と共にスタッフ一同も一緒に頑張っていきます。

 

 

 

 

針灸師 山田

 

 

歩行困難からの復活!ポールウォークのすすめ。

当院には、「もっと歩けるようになりたい」と願う方が、多く来院されています。

 

 

歩行困難のため、思うように外出できない。

 

車いす・歩行器・シルバーカー(手押し車)・スーツケース・一本杖を使っている

 

 

お体の程度に応じて、いろいろ工夫されていらっしゃると思いますが、

 

おすすめは、ポールウォークです。

 

 

このような方に、とくにおすすめです。

 

 

パーキンソン病で、左右のどちらかの脚をひきずる

 

多系統萎縮症・脊髄小脳変性症で、ふらつく

 

発達障害(自閉症など)歩く姿が、ぎこちない

 

 

 

 

両手でポールを持って歩きましょう。

 

 

パーキンソン病で、左右のどちらかの脚をひきずる

<正解>

歩行補助具として使い、一本杖に比べて左右の筋肉をバランスよく鍛えます。

 

 

多系統萎縮症・脊髄小脳変性症で、ふらつく

<正解>

2本のポールを持つことで、両足あわせて4点で体を支持するので、転倒を予防します。

 

 

発達障害(自閉症など)歩く姿が、他の子と違う

<正解>

下半身だけではなく、腕も積極的に活用するため、理想的な歩行姿勢を獲得します

 

 

 

銀座針灸院には、ノルディックポールが置いてあります。

 

どうぞ手に取って、魔法の杖を確かめてください。

 

 

 

 

 

ぜひ、ポールウォークで、制限された日常を吹き飛ばしてください!

 

 

 

 

 

針灸師 服部

 

 

 

 

通院歴16年の大ベテラン

7歳から、銀座針灸院に通院すること16年!

 

イケメンのビジネスマンへと成長したNさんが、令和元年の最終診療日となる本日、治療に来院しました。

 

 

Nさんと、

当時からNさんを担当している副院長 前田明善先生(勤続40年)。

 

 

 

 

青白い顔で虚弱そうな少年は、新脳針を受けながら大きくなりました。

 

360度どこから見ても、立派な精神と肉体。

 

甘いマスクは、俳優さんのようです。

 

 

大学時代、成績優秀だったNさんは、誰でも知っている一部上場企業に入社してから、仕事が忙しくて、なかなか来院することができませんでした。

 

 

Nさんも、明善先生も、久しぶりの再会でとてもうれしそうですね!

 

 

針灸師 服部

 

 

 

 

 

 

 

 

お灸のすすめ①

最近特に冷え込んできましたね。

先日、多系統萎縮症(MSA)をはじめ、脊髄小脳変性症(SCD)、ジストニア、てんかんの患者様などに自宅でできるセルフケアとしてお灸をおすすめしました。上記の病名だけではなく様々な状態におすすめできますので、何回かお灸について書いていきます。

お灸にも種類がありますが、ここでの話は当院で販売している「新脳灸」について書かせて頂きます。

 

 

 

お灸がなぜ効くのかいろいろと理由はありますが、簡単に説明するとお灸(もぐさ)に含まれるチネオールという薬効成分に鎮静・鎮痛効果があったり、お灸で温めることによって血行が良くなり、良い効果がたくさんあります。詳しく聞きたい方は直接聞いてくださいね。

 

先にも紹介させて頂きましたが、多系統萎縮症の患者様はおうちで早速やってくれたようで、普段は喋りにくくなかなか発声してくれないのですが、お灸をしたあと、いつもご自宅に来てくれている訪問看護師の方から修学旅行どこでしたか?と聞かれるとはっきりと「広島」と答えることができたそうです。

普段は手の動きもよくないですが、手もうまく動かせたようで、お灸の効果を訪問看護師の方も驚いていたようです。お灸は毎日の積み重ねが大事なので、お灸を継続してくれている奥様の協力があってこそですがいいこと尽くしのお灸、ぜひやってみませんか?

 

同じ病名でも体質によってお灸をする場所が変わります。

次回からはあくまで病名や症状に対しての一般的なツボですが、紹介していきます。

よければまた読んでくださいね。

 

 

銀座針灸院 大久保

 

Gくん 3才 小児の治療の様子

日本在住、インドからお越しのGくん。

自閉症と診断され、多動がみられたり

コミュニケーションが苦手という様子でした。

 

銀座針灸院に通い始めて早数回、

最近ではパパ、ママ、先生たちと目を合わせられるようになりました!

 

落ち着きがみられ、できることがどんどん増えていますね。

 

 

 

Gくんは今日もご機嫌で元気いっぱい!

針の治療が大好きで順番が来ると一目散にベッドに突撃します!

 

 

 

治療が始まりました。

 

小さい子はこれからどんどん脳も身体も大きくなっていきます。

新脳針治療はすくすく育っていけるよう成長のお手伝いをしていきます。

 

 

 

 

針を打ち終え、ただ今通電中です。

ご覧の通りニコニコのご様子。

この笑顔にスタッフ達は心を奪われています!

 

針を外したら、嬉し楽しい小児針お時間。

治療を始めた当初は針を外すやいなや走り回っていましたが、

今では座りながら上手に小児針を受けられるようになりました。

 

 

自律神経を整えて、いっぱい食べていっぱい眠れますように…!

 

回数を重ね、すっかり慣れてしまったようです。

ドン!と構えて身を任せてくれています。

凛々しい表情がとってもキュートです♪

 

 

色んなものに興味が出始めたGくん。

人のマネをしたり、お気に入りの鉛筆でお絵かきしたり、

気になったものを片っ端から触ってみたり。

 

そんなGくんの変わっていく姿にパパもママもとっても喜んで頂いています。

 

年末はインドで過ごすとのこと。

いっぱい遊んだお話を聞けることを楽しみにしています。

山田大輔

Yくん リセプター療法

Yくんは発達の遅れとADHDがあり涎が出やすいお子様で、

 

発達を促すために新脳針にプラスしてリセプター療法を併用しています。

 

わりと運動神経いいのですが更に集中力を高めるために感覚を統合させるリセプター療法は有効です。

 

とても人懐っこい性格なので、治療後は感謝の気持ちで私たちにハグをしてくれます。

 

 

新脳針治療を進めていき落ち着きが出てきたYくん。

 

涎も以前より少なくなりました!

 

 

日本の歴史が大好きで小児針の時間は

 

先生たちに歴史クイズを出して楽しませてくれます♪

 

 

ダンスも得意との事なので、

次回はダンスも披露していただこうかな~~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

来年から中学生!

ますます成長してくれること期待しています。

 

山田