発達障がい
■発達障がい概要
発達障がいは、基本的に脳の機能の障がいから起こると言われています。本人の怠慢や家族のしつけ・環境などが原因ではありません。乳幼児から幼児期にかけて、特徴的な症状を呈するものを言います。
大きく分類すると次の3つになります。
1:他者とのコミュニケーションが苦手で興味や活動が限定されるのが特徴
『自閉症スペクトラム(ASD)』
2:集中力が続かない、じっとしているのが苦手、衝動的に行動してしまうのが特徴
『注意欠陥多動症(ADHD)』
3:「読む」「書く」「計算する」などを学んだり使ったりするのが困難
『学習障がい(LD)』
その他にも「知的障がい(知的能力障がい)」「コミュニケーション障がい」「発達性協調運動障がい」「チック症、トゥレット症」『吃音』『アスペルガー障がい(AS)』などがあります。
症状の表れ方には個人差があり、見た目にはわかりにくく、特徴が重なり合って出ることも多いです。
■発達障がいの原因
発達障がいの原因は特定されていませんが、遺伝要因(遺伝子、DNA)が主な原因とされています。
生まれつき脳機能のバランスに偏りがあることで様々な特性が現れるとされています。
妊娠中の環境要因(ストレスや飲酒、喫煙)は胎児の発達障がいの発言リスクを高める行為とも言われています。
親の育て方が直接の原因となることありません。
■発達障がいの症状に対しての施術内容
西洋医学では、基本的に「療育」が行われます。療育は発達支援とも呼ばれていて、発達障がいなど障がいのある子ども一人ひとりの障がい特性や発達の段階に合わせて、学習や対人関係スキルの指導などのサポートを行っていく支援のことです。中には、薬物療法が行われることもあります。不安症状に対して抗不安薬が処方されたり、うつ症状に対して抗うつ薬が処方されたりします。
■発達障がいに見込める効果・期待できる効果や変化
西洋医学は主に薬で神経の高ぶりを抑えようとしますが、『新脳針』の考えは弱っている神経を高め、興奮している神経を鎮めるようにコントロールするのです。
「新脳針療法」は、ダメージをうけた脳の機能へのアプローチを行います。確率共振現象を引き起こし脳神経細胞の活性化を図り、全身の治療を行うことで脳への血流量を増加させます。
脳には数百億個の細胞があります。その細胞の神経ネットワークを「新脳針療法」の確率共振現象により広げ、他の神経(ニューロン)を活性化させ、神経を代償させることで弱っている神経ネットワーク間の神経伝達を補います。そうすることで、脳機能の発達に凹凸のある状態を緩和させることを目指します。