チック症・吃音
チック症・吃音 音声チック「すっかり良くなりました」 中1 男子
中学一年生、男子生徒
・5秒に一回くらい喉鳴らし
・特に授業中や食事中に出やすい
・処方された薬を飲んでいるが効果は感じられない。
・目の疲れが常にあり、時々頭痛が出る
これまでチックの症状は出たり治ったりを繰り返しており、ここ半年間ほど無症状だった。2ヶ月前からチックの症状が再発したため当院を受診。
- ・幼少の頃から咳払いや喉鳴らしといった症状が出ていた。
・初めは3ヶ月くらいで落ち着いていたが、10歳頃から良くなるまでの期間が長くなりだした。
・症状が強い時は1週間ほど学校を休むこともあった。
・緊張しやすい性格だが、クラスメイトにも理解してもらい学校生活でのストレスは感じていない。
来院時、学校の先生からはかなりチックが出ていると言われていた。
- 施術開始から5回目で調子の良さを感じる。
目の疲れ、頭痛はしばらく出ていない。
7回目では、寝る前に喉鳴らしが少し出ているが、家ではほとんど症状が出なくなった。
外出先や学校では、強くはないが出ている様子。
12回目で、患者様本人から「ほとんど気になりません。」と言っていただきました。
授業中も症状は出ていないそうです。
- チック症は、喉鳴らしや咳払い、首振り、まばたき、「ンンン」っと声が漏れるなど、無意識に身体の動きや発声が起こる症状です。
環境の変化、不安、緊張、疲労感など、心身にストレスが掛かることも症状を誘発する要因となるので、負担の少ない環境づくりや、規則正しい生活リズムが大切になります。
鍼治療では自律神経を整え、神経の興奮を鎮めたり、過度な不安感を緩和させる効果もあります。
良い日常生活を送れるよう、鍼治療で体調管理を行いながら焦らず治療を受けられることが望ましいです。